今日から3月。
昨日の雨に洗われて、今日はキラキラの空。
太陽がまぶしい。
なのに不思議と心は下降線なので、今日はシーツを洗います。
それからあらゆる移動は歩くことにします。
「心が落ち着かないときは体を動かす。手を動かす。」
そのことを教わったのは、佐藤初女先生だった。
それは10年くらい前。初女先生が全国を講演されて回っていたときのこと。
お会いして直接教えを乞うた時、お答えいただいた言葉がそうだった。
昨日読み終えた村上春樹先生の「走ることについて語るときに僕の語ること」
を読んで、より深く腑に落ちた様に思う。
フィジカルとメンタルのバランスをとるには純粋にフィジカルと向き合う必要性がある。
年齢を重ねていくにつれ、様々な課題は何周も巡り、より深く落とし込んでいく。
昔読んだ本を読み返して感じ方が違う様に。
いろんな事柄においても違ってくる。
時々同じ点をめぐり、思いを新たに上書きしていく様な感覚が、DNAの分子模型の様な二重螺旋と重なる。輪廻もそうなんじゃないか?答えはないが問うてみる。
欲張って、いっぱいいっぱいにまで注いだコップの水は、
こぼさない様にと扱いづらいものとなる。
「あふるるは、こぼるる」
欲張って、あれもこれもと妥協できない状況が、自分にあらゆる制限をかけてしまう様に
物理的にも現象として起こることは、目に見えないところにも起こりうる。
それも二重螺旋っぽく感じる。
長い年月をかけて二重螺旋のイメージを面白がっていきたい。
答えはこのずっと先。いつか、この世から去ったときにでもわかるのかも知れないな。