スピリチュアルカウンセラーってなに?

スピリチュアルカウンセラーってわかりやすくザックリ言ってしまっているけども、
簡単に言うと「人の話を聞く仕事」です。

悩みや今後の展開について頭を整理するためとか、
その時その時によってもちろん内容は異なるのだが、
人生の断片を垣間見るような仕事です。

スピリチュアルがひっつくのは、そこに寄り添う目に見えない存在の思いを伝えるから。
かつては、
「ラジオの様に受信アンテナとスピーカーの様に思ってください」と言っていたけれど
今やもう「糸電話」とか、なんだったら「ストロー」の様にシンプルです。
目に見えないこと全般を雑多に盛り込んで、平たくわかりやすくお伝えするとそうなってしまう。

いろんな方のお話を伺っていると、
どんな人も知れば知るほど「なるほど」と思えてきて
「それでそんな風にこじれたのか。」とか、「怖くって突き放しちゃったんだね」とか
様々な発見をするのだけれど、大体は自分にも当てはまるわけで
お話しする方と一緒にヒリヒリしてます。

そうです。見えないものの中には、それぞれの心のあり様も入っています。
もちろんご自身の心も含めます。
同じ様に、住む世界を分けて、彼岸に旅立たれた方の思いもあるのです。

素直にそれぞれの在りようを受け止められるのか否か?
素直さは宝で、その目で見ないと、本当のところは見極められない。

特に大事な人と揉めそうだとか、嫌われたらどうしようとか、
シンプルに嫌だな、怖いなと思うことの前では難しいようです。

そしてそれは、損ないたくないことがあれば、その分どんどん余裕が無くなっていくわけで
先回りしてどうにかしようと、ねじれた言動や行動をしてしまう。

私も含めて。(これに気づかせるためにこの仕事してるんだと思うくらいに。)

損ないたくないことなんて、個人個人で持ち合わせてるものが違うわけで、
意地とか、見栄とか、優等生に見られたいとか、できる人でありたいとか、
自分自身に対しても知らずに様々な条件を出しているわけで、
その中で苦しんで、素直に表現できず、気づけば拗れていることが多い。
奇を衒って自分がわからなくなるとかもある。
そのボリュームもそれぞれに違う。

いずれも自分より「誰か」の意識を気にかけていることが強い。
「誰か」にとても関心が高いのではないかと思う。

もちろん、そうでない人もいる。

いろんな人がこの世界にはいて、どんな人も人によっていろんな感情が湧き上がり、
そんな自分を知るんだなと思う。そして、愛し愛されたいのがどこかにある。

そんな中の、見えない部分も全部含めてスピリチュアル。
あなた自身の魂(霊性)も、潜在意識、健在意識、含め見えないところはスピリチュアルなんです。

人は面白い。そして愛しい。
話し込んでわかってくるとそう思える。
自分自身も含めて。

でも、人がこの世で一番怖い。
幽霊よりも怖い。
自分自身も含めて(笑)。