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気づきの重なりをシェアできたらいいなぁ – cumulus

気づきの重なりをシェアできたらいいなぁ

時々、「どうして村林さんはそんなに強くいられるのですか?」
とか、「村林さんみたいにちゃんと生きられません」
とか言われる時がある。

初めて言われたときは面食らって、言葉にならなかったのを覚えている。

当たり前にそんなことはなくて、どちらかと言うとあかんたれでヘタレです。
そしてド天然です。

人間ていろんな側面があって、みんな当たり前にいろんな顔があると思うんやけども、
もちろん私にもいろんな顔があって、夜叉のような顔もあります。笑

一度その辺りのことを思いつくままに書いてみようと思いました。
この文章だけで全部書ききれるとも思えないけども、
その都度書いていくのもいいかなと。

昔から良くも悪くも色んなことを感じとってしまう面倒な性質で、そのくせひとつに囚われると他が見えなくなって一つのことしかできなくなる。
妙に生真面目で、要領が悪くてねぇ〜。

小さい頃はとても泣き虫で母によく
「そんなことでどうするの?感受性が豊かなのもええけどほんまにどうやって生きていくの?」
ってよく言われてました。

そんな性質ゆえに人を傷つけてしまったり、迷惑をかけてしまうこともあったりして、
不甲斐無い自分が嫌になることもたくさんありました。

過去形なのは、昔に比べて、その感じ取ったことをそのままに捉えて、思考し言葉にし行動にするようなことがなくなったから。

そして昔は、(特に学生時代や会社にいた頃は、)そんな空気が読めない(会社では上司に「君は社会不適合者だよ」と言われたことさえある。笑)みんなと同じように器用にいろんなことをこなせない自分が嫌で、「ちゃんとする」ことに一生懸命だった。
頑張れば「ちゃんと」できると思っていたし、「ちゃんと」できないのは努力が足りないからだとも思っていたけれども、今思えばどれもこれも悲しいほどに外側からの価値基準に自分を落とし込もうと必死だったのだと思える。ヒリヒリするね。

学生の頃は特に一つの教室とか学校とか学生っていう箱に並んで、周りと見比べられたり、自分でも過不足を測って勝手に傷ついたりしていた頃もありました。
いじめられたこともたくさんあったしね〜。子どもって残酷な時もあるからなぁ。

今思うと若いなぁというのもあるし、時代の価値観が変わっていろんなことを打ち明けやすくなったり、理解してくれる人が増えたりしてずいぶん呼吸がしやすくなったようにも思います。
振り返ればいろんな呪いがかかってると思うほど、普通というふんわりした基準や、幸せなんてふんわりした妄想に囚われていた。
今となっては友達100人?良妻賢母?そんな言葉も捉え方によっては呪いでしかないように思います。呪縛という言葉があるみたいに、縛られて窮屈になって優しくおおらかになることが難しくなってしまう。

今も本質は何にも変わっていません。
ドがつくほどの天然も、良くも悪くもいろいろ感じ取ってしまうことが、仕事になってどんどん面白くなったりはしてますが、その副産物としての面倒くささも変わってないです。でも面白がれるようにはなってきたかも。

学校とか会社みたいな小さな組織を離れて、誰かと比べることなく自分のペースで生きてもいいのだと思えるようになれたこと、たくさんの方々に見守られながらお仕事をさせて頂いてきたことや、鬱になったり、大事な人と喧嘩して仲直りしたり、子どもを育てたりその最中で自分の周りにいないようなタイプの人たちと一緒に何かする機会を得たり、あかんたれなりにたくさんの人に迷惑をかけてかけられて、怒って怒られて、愛して愛されて、何もかもがお互い様でありがたいと思えるくらい、いい歳になったと思います。

いろんな方のお悩みを聞かせていただく仕事だけに、その悩める方の後ろの方々の愛情を持って寄り添う存在の言葉から私自身が学ぶこともたくさんあって、その積み重ねを繰り返すことで育ててもらったようなところも大いにあります。
そして、昔は人が怖かったけども、この仕事をするようになって、お一人お一人と丁寧にお話しさせていただく機会を得たことで、人が本来みんな優しい顔を持ってることを知りました。

そんなささやかな気づきの重なりを少しずつでもシェアできたらなぁ〜なんて思いました。

ここに書いていくのもいいかもなぁ〜。
でも続かないからなぁ〜。笑

まずは二十歳までの未来の大人たちに、メールでですが無料でカウンセリングというか、文通的にお話しできたらいいなぁなんて思い描いています。

ご希望の方はメールください。
お待ちしてます。