胎蔵界曼荼羅灌頂に高野山へ。

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一泊二日で高野山へ。
濃い二日間でした。
灌頂もですが、その前の仏教の講義がとてもとてもわかりやすく丁寧に
そしてより深い境地へと誘っていただけるかのようでした。

灌頂とは主に密教で行われる、頭から甘露水を灌いで
仏様や曼荼羅と結縁し戒律や資格を継承する事。
今回は胎蔵界曼荼羅と結縁しました。

詳しい事は書き控えますが、
儀式なので形だけでなく、思いや魂から矛盾のないところで行わなければならないという事。
古いチベットの仏教の教えを伝えてくださる事に丁寧に時間をかけて
魂からの体現としての祈りや宣言、所作など矛盾なく行えてやっと真の儀式である事。

それは、身口意(仏教用語で身をもって表現する行動すること。言葉、言動。心、魂からの意識。)
この3つはブレやズレなく一つであること。
そしてより深くは三密一身であることの教えがいかに重要な物であるかを
儀式からも知ることができます。

そして何よりも大切なことを生きる上でより能動的に魂を磨く術をより深く。
幸せに暮らせる様に衆生に遍く伝える術を長い時間大切に
あらゆる方法で残して伝えてきたこと。
今も命をかけて伝え続けてる偉大な方がいらっしゃる事に感動しました。