茨木市にある伯光神社さんに。
面白い歴史がある。
この神社には大きな大きな楠がある。
その昔この大木にわら束で9メートルにも及ぶ大きな龍を作り
天に向けて這わせてくくり雨乞いをしたのだそう。
その龍も凝っていて、枇杷の葉を一面に挿して鱗を、ひげや手足を竹で、目や歯を茄子であしらい、酒樽にはった水に尾をひたして夜通し水をかけながら昼夜祈り続けた。
7日間たっても霊験が現れない時は、その龍を高瀬川に流し新たに龍を作って祈り続けた。
一番最後にその雨乞いが行われたのは、昭和22年。
その後は琵琶湖の水を淀川から入れられる様になって困らなくなった。
大阪で、しかもおじいちゃんの世代に行われていた行事。
当時は龍がとても身近だったんだね〜。
![伯光神社](https://cumulus.cc/wp-content/uploads/2013/02/3247a600b9b7483669b5a7d9d4428013-e1360819412529-225x300.jpg)